顎先整形
咬合は正常であるが顎先が長過ぎたり奥に入っている場合、
下顎の顎先の長さを減らしたり前後に動かして顎骨の位置を移動させる手術を顎先手術と言います。
症状によってプロテーゼまたは脂肪移植などの簡単な施術でも負担なく顎先を矯正する事ができます。
後退した顎・短い顎整形 |
後退した顎・短い顎を持つ場合、横から見た時に下顎が上顎よりも小さく後退していて相対的に口が出て見えます。
このような現象は下顎の顎骨が通常に比べ成長していないために現れる場合が多いです。
手術を通して突出口の現象を改善してシャープな顎ラインに仕上がります。
後退した顎・短い顎手術は一般的に顎先の長さが短く首と顔の境目がぼやけている事や突出口の減少を改善するために行われます。
顔全体の比率と顎ライン、皮膚の弾力度などを考慮して理想的な比率で手術を行います。
◆ 後退した顎・短い顎手術が必要なケース
- 口が突出して見える場合
- 下顎が上顎よりも後退している場合
- 顎先の長さが不十分で首と顔の境目がぼやけている場合
- 顔の長さに比べて顎の長さが短く比率が合わない場合
後退した顎・短い顎改善のための様々な手術法
ひとつの方法でなく様々な手術法で後退した顎・短い顎に対する悩みを解決します。
SOLUTION 1. 顎先前進術
顎先の粘膜を2-3cmほど切開して骨切りした後、計画した分顎骨のカケラを前に出して固定します。
顎が後退している場合に、いびきはよく現れる症状のうちの一つで、寝ている間に後退した顎が舌の奥の方にあるオトガイ舌筋を押して軌道が詰まったり狭くなるためです。顎の構造改善と同時に気道を拡張させる気道正常化術を行い、いびきと睡眠無呼吸を改善します。
SOLUTION 2. 保形物挿入術
顎先の粘膜を切開し骨膜を挙上して保形物を固定する空間を確保します。
準備された保形物を挿入後、固定して縫合します。
長い顎・しゃくれ顎整形 |
顎の長さは顔立ちを左右する重要な要素です。
バランスの良い顔の比率で自信を持つ事ができます。
長い顎・しゃくれ顎は下顎の過度な成長や上顎の成長が相対的に乏しいために下顎が突出している場合を指します。
顔全体の比率と顎ライン、皮膚の弾力度などを考慮して理想的な比率で手術を行います。
◆ 長い顎・しゃくれ顎手術が必要なケース
- 顎先が前に出ていて顔が長く見える場合
- 下顎が発達していて顔の中心部が陥没して見える場合
- 顔と顎のどちらも長くて笑うと歯茎が見える場合
- 顔に比べて下顎が大きい場合
- 顔面非対称とともに顎が長い場合
- 咬合は正常だが顎先が長くて前に出ている。
- 咬合は正常だが顎骨の発育低下で顎先が小さい。
- 顎先が横に広くてぼってりしている。
- 顎先が長いまたは短い。
顎先の長さ短縮 手術方法
STEP 01 口内切開
3D-CTで顎骨の構造を精密分析し口内切開を行います。
STEP 02 個人に合った骨切り方法
Y字骨切り、逆V字骨切り、T字骨切り、W字骨切り、M字骨切りのうち患者様に合った骨切りを行い2次角なしで整えます。
STEP 03 筋肉矯正
顎先を削り残りの筋肉を引っ張り上げて縛ります。立体感を出すための過程です。
CASE 1. 下顎が大きい四角形
下顎が大きい場合には一般的なエラ削りだけでは正面効果を得にくいため、Vライン手術で正面と側面のどちらからも効果を得る事ができます。
- 神経線維を避け顎先をT字骨切りします。
- 真ん中の骨を除去します。
- 切除された顎先を寄せて下顎角切除術をおこない、角ばった横顎の骨を除去します。
- 固定ピンで前顎を固定します。固定ピンは人体に無害で、除去を希望する場合術後6ヶ月が経つと簡単な局所麻酔で除去が可能です。
CASE 2. 顔が長いエラ張り
顔が全体的に長い場合は顎先の手術のみを行うと顔がさらに長く見えてしまう場合があるため、Vライン手術で前顎の長さも同時に改善しバランスの良いシャープな顎を作る事ができます。
- 神経線維を避け顎先をT字骨切りします。
- 上の骨と真ん中の骨を除去します。
- 切除された顎先を寄せて下顎角切除術をおこない角ばった横顎の骨を除去します。
- 固定ピンで前顎を固定します。固定ピンは人体に無害で、除去を希望する場合術後6ヶ月が経つと簡単な局所麻酔で除去が可能です。
- 神経線維を避け顎先をT字骨切りします。
- 切除した顎骨を顔の中央線に合わせて移動させます。
- 下顎角切除術をおこない角ばった横顎の骨を除去します。
- 固定ピンで前顎を固定します。固定ピンは人体に無害で、除去を希望する場合術後6ヶ月が経つと簡単な局所麻酔で除去が可能です。